2020-11-17 第203回国会 衆議院 環境委員会 第2号
機械自体も、液体ヘリウムで低温状態を保たなければならないなど、これは本当に大変ですよ、本当の検査をやっていくんだったら。繰り返し計測するために一時間程度の計測時間がかかると。 特措法で書かれている指定地域、その周辺の地域に居住していた人、これをこんな検査手法でできるんですか。できないじゃないですか、やり方自体が。しかも、実績もこんな状況で。
機械自体も、液体ヘリウムで低温状態を保たなければならないなど、これは本当に大変ですよ、本当の検査をやっていくんだったら。繰り返し計測するために一時間程度の計測時間がかかると。 特措法で書かれている指定地域、その周辺の地域に居住していた人、これをこんな検査手法でできるんですか。できないじゃないですか、やり方自体が。しかも、実績もこんな状況で。
我が国の液体ヘリウムの年間輸入量は一千百万立米というふうに伺っておりますけれども、リニアで必要になる量はその一%に満たない量であるというふうに聞いております。
超電導リニアに必要な液体ヘリウムは、密閉した容器の中で循環使用するということでございますので、走行によって消費するということはございません。
○吉井委員 今おっしゃったのにつけ加えて、扱う温度が非常に高い温度、超高温になりますし、それから冷却するときには液体ヘリウムのような、今のITERの場合ですと、極高真空の状態の領域やら極低温とか、そういう装置を複雑に絡み合わせるわけですから、これはなかなか、今おっしゃった炉材料の面でも大変なんですけれども、複雑に装置が絡み合うので、研究としてはいいんだけれども、商業化するには、かなりよく準備してかからないととても
何しろ巨大科学となってきますから、その点については、超ウラン元素の問題、プルトニウムのような核兵器材料になるものとか、それから放射能汚染の問題とか、高レベル放射性廃棄物の処分の問題とか、また、核融合でいいますと、ITERにしても炉材料の問題から、何しろ極高真空から液体ヘリウム並みの極低温に至るまで、非常に炉材料の問題で難しい問題があったり、トリウムの除染問題とか、そういうのが全体としてあるわけです。
超電導リニア方式というのは、私が知る限り、日本で、世界の中で唯一液体ヘリウムで超電導を実現しての新幹線であります。毎秒一キロずつ増速をして五百秒で時速五百キロになり、また減速しておりました。私は、この技術は何としてもまずは国内で実用化し、そしてそれを世界に広めていく戦略的な技術だと、このように考えております。
ですから、磁場をつくる超電導コイルとそれを冷却する液体ヘリウム循環系とか、ヘリウム液化システムとか、高周波コイルとコイルの電源系、計測制御系とかプラズマ制御系とか超高真空ポンプ、さらに、それを冷やすクライオスタットなどの冷却系、システムを収容して中性子を外部に逃がさないという遮へい能力を持つ建屋とか、こうなってきますから、これらは火力や通常の原発にはないものなんです。
しかし、液体ヘリウム製造装置だとか真空容器等排気装置、超電導マグネット、ブランケット、その他一つ一つのパーツの建設費も建屋の建設費も半減するというものじゃないんですよ。二割小さくすれば半減するというわけにいきません。幾らドーナツの半径を二割ほど小さくしても、全体の建設費が半減することにはならない。
○遠山国務大臣 にわか勉強でございますけれども、超電導現象といいますのは、オランダ、ライデン大学のカメリン・オンネス教授が、十九世紀後半に、極低温における気体の液化に関するレースが起きたわけでございますが、そのレースの中で、独自の工夫を重ねて、一九〇八年にヘリウムの液化に成功して、その後、一九一一年に、マイナス二百六十九度、摂氏でございますが、その液体ヘリウムに種々の金属をつけて電気抵抗を測定したところ
それでは、アメリカの方では一体どんな議論がされたかという中で、やはりコストの問題がありますが、もともとITERというのは、一億度水準のプラズマの閉じ込めと、高速中性子からの熱の取り出しという原理からして、超高真空の領域に入るような真空容器とか、ブランケットとか、それから多数の大型コイル、冷却系やその配管とか、この冷却系というのは液体ヘリウムを使ったり、その液体ヘリウムをつくるための施設とか、さまざまなもの
最後にもう一点お聞きしたいのは、いずれにしろ、多分加熱脱ガスをやって、それから液体窒素か液体ヘリウムで冷却をするか、何かトラップするか、そういうことで多分真空度を上げておられると思うのですが、そうなりますと、通常の熱のひずみ等はべローズか何かで逃げられると思うのですけれども、装置を長いこと稼働しておりますと、やはり加熱冷却を繰り返すものですからさまざまな問題が出てくるのじゃないかと思いまして、その点
御案内のとおり、超電導につきましては新しい技術革新の種だということで、昨年あるいは一昨年来フィーバーが全世界的に巻き起こったわけでございますが、実は超電導の中に二種類ございまして、既に一部において利用されておりますのは液体ヘリウムという極低温を使って行われます超電導分野、それから現在フィーバーになっておりますのは、従来は絶縁体だと考えておりました金属酸化物、いわゆるセラミックスでございますが、これを
——もちろん、今申し上げましたような超電導につきましては、現在その超電導を起こすのは非常に低い、液体ヘリウムで冷却しなければいけない。絶対零度と申しますとマイナス二百七十三度ですが、それに近い温度まで冷やさないとできないというような非常に難しい問題があるわけですが、最近それより高い温度で超電導が生じ得るということが確認されつつあるわけでございます。
これは寒剤といたしまして液体ヘリウムでなく非常に安い液体窒素が使えるという点で大変注目をされて、ここで一挙にこの時点から超電導の実用性が非常に高まったということが言えるわけであります。 日本におきましては谷ところで一斉にほとんどこれを、少しおくれて同じ系を発見しております。これは実はイットリウム・バリウム・銅・酸素系というものでございます、次に図がございますけれども。
もちろん、このSQUIDという磁気センサーは現在液体ヘリウムを使いまして大がかりな装置で実用されておりますけれども、液体窒素とかあるいは室温ということになりますと、小型で簡単な装置で測定がができるということになるわけであります。 次は、ちょっと漫画でホームエレクトロニクス、家庭のエレクトロニクスにどういう効用があるかということを示しております。
この現象は、一九一一年にオランダのオンネスという人が初めて発見したわけでございますが、その前年に液体ヘリウムというものができるようになりまして、水銀でその次の年に発見したわけでございます。
ある超電導体を冷やすときに、一番簡単なのは冷たい液体に浸してしまうことでありまして、今まで一番よく用いられてまいりましたのは液体ヘリウムでございます。これは絶対温度の四・二度Kという非常に低い温度、摂氏で言いますとマイナス二百六十九度という非常に低い温度でございます。
そしてまた、液体ヘリウムで冷やしておりますので、どうしても熱が入ってこないようにしてやる。余り大きな魔法瓶にしますとその重さでだめになる。また熱がどんどん入るものですと、これを冷やしてやるための車の上に積む冷凍機が重くなる。したがって、熱が入らない、しかも軽い磁石をつくるといったところを中心にやってまいりました。
○田中(克)分科員 実験に携わった国鉄本社の京谷副技師長さんの「高速鉄道実現に向けて」という論文あるいはまた技術所長の渡辺さんの「鉄道の新時代を切拓くために」というようなものも私ども読ませていただいておるわけでありますけれども、そういう中で最も難しいと言われているのは、液体ヘリウム、マイナス二百九十六度という超低温を使ってその際発する熱を遮断する技術、この難関が大変厳しかったということでありますが、
仮りに、この室温における超電導が実現されるようなことがあれば、現在、超電導を利用する場合に最も問題となっている液体ヘリウムによる冷却を必要としなくなり、核融合炉用の超電導磁石の実用化も一挙に現実性を帯びることになろうし、超電導現象を利用した磁気浮上列車、ジョセフソン・コンピュータ、超電導電子顕微鏡、超電導NMR-CTばかりでなく、あらゆる技術分野に測り知れないインパクトを与えることとなろう。
レーザーの実用的な方面でもう一つ重要な光通信への応用というのは、先ほどお話をしました半導体レーザーが一九六二年に出たときは、これは液体ヘリウムの極低温に冷やしてやるとかあるいは瞬間的なパルスでないと発振しなかったわけであります。
現在、これは液体ヘリウムの温度でやっておりますので、エネルギーで言うと、インプットとアウトプットが同じような感じでございますね、メリットがない。ところが、これが液体窒素で可能になりますと大変なものになるわけでございます。いつごろできるかというと、この間江崎玲於奈に聞いたら、一九九〇年代にはできるのじゃないか、こう言っておる。こういうのをブレークスルーと言うんですね。